先日掛川のマンションの施工をさせていただき、一週間後の測定をしてきました。
まずは施工の様子です。
このマンションはまだ新築で、施工前のVOC濃度測定では驚くほどの数値が出てしまいました。（SODリキッド施工 ３ 参照）
ご主人のF様も、奥様のおなかの中に赤ちゃんもいるので、入居前に施工をしてほしいという要望でした。なので家具も搬入する前だったので施工は迅速に行えました。
まずはコンセントの穴、湯沸かし器プレートの養生をします。
今回の準備はこれだけ。
早速SODリキッドの吹き付けをします。
SODリキッドは天井高さ３ｍ未満なら床面積辺り200cc/m2吹き付けます。
吹き付けに使用するスプレーガンは、噴出し口1mm以下という最も口が小さいものを使用し、そのガンをさらに一番最小まで絞ってSODをナノレベルまで小さくして噴霧します。
粒子を小さくすることにより天井、壁にしっかりと付着し、マイナスイオン効果も上がります。
まずは、リビングルームです。
次に、問題の寝室です。
ここは、ホルムアルデヒドの数値がとても高かったので、SODの量を１．５倍にし、２度に分けて施工をします。こうすることによりVOC低減がさらに早くなります。
SODリキッド施工後、窓を開放して自然乾燥をさせます。
十分乾燥したら次は床です。化学物質は天井・壁はもちろんですが床からも大量に発生しています。フローリングのワックスや、合板の接着剤、畳の除菌材や着色剤等々・・・
特に、１階部分は床下に猛毒のシロアリ駆除剤が散布されていることが多く、それらは床材を通り抜けじわじわと部屋に侵入しています。
また、このマンションは全面ワックス不要のフローリングですが、この様なフローリングは下地材に化粧ボードを貼ってあるものが多く、その接着剤にVOCが多く含まれています。なので床にSODワックスを塗布します。
ワックスが乾いた後、養生テープを取り、最後にもう一度清掃をして完成です。
施工後にF様ご夫妻に部屋の中に入っていただいたところ、部屋の空気がひんやりとして気持ち良いという感想を言われました。しかしSODリキッドは吸着分解とは違い、マイナスイオンを発生させ、半永久的に空気室を改善させていくものです。１週間後の測定結果でどれだけVOCが低減しているか楽しみです。
マイナスイオン指数 ８０％
くらし｜ 掛川市｜ 
